こんにちは。

ブログにお立ち寄り頂きありがとうございます。
日本昆布協会昆布大使&料理研究家の村越仁美です
IMG_2546

日本昆布協会は、コロナの影響もあり今年は、イベントや講座がなかなか行えないという事から、昆布大使で出汁ガラ昆布料理をリレー形式でそれぞれのSNSでお伝えしていくという企画がスタートしました。
私がバトンをお受け取りしたのは
フードコーディネーター&国際中医薬膳師であり、様々な食のスペシャリスト。
すてきな料理ブログを運営されてるのでぜひそちらも拝見して頂きたいです。

昆布大使としての活動が始まったのが2017年~
昨年の真昆布産地ツアー含め、イベント、食育のお手伝い等。
たくさんの貴重な経験をさせて頂きました。

①昆布について
②レシピ
2回に分けて記事をUPしたいと思います。

昆布大使について。。。
日本昆布協会は、栄養豊富で美味しい昆布の普及と昆布食文化を次世代へ継承する活動を行っています。こうした活動を昆布大使としてお手伝いしております。
下記のURLをご参照ください。


産地ツアーの様子なども。。


今回、ご提供頂き届いた昆布

IMG_2551
日高昆布
利尻昆布
羅臼昆布
真昆布

中でも真昆布は、貴重な天然もの。しかも3年熟成。
昨年訪れた産地の一つで天然昆布は、収穫できなくなっているとお伺いしています。
とっても貴重なものをご提供くださり感謝いたします。
上記の昆布の詳細は、後ほどに。
参考にして頂けたら嬉しいです。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

たくさんの昆布大使が繰り広げられるレシピやレポート。
いろんな切り口があっていいのかな?
と思うので実家のある青森の昆布料理について記載させて頂きます。

実家は、青森県青森市。津軽地方
母が子供の頃、青森の一部で食されている若生こんぶのおにぎりを作ってくれました。
真昆布の若い昆布を収穫し、干して作られている柔らかい昆布。
私が下記のような繊維にそって頂くようになったのは、割と最近。
それまでは、丸いおにぎりで繊維があり、食べたいでも噛みきれないという葛藤する食べ物だったのが思い出のひとつでもあります。
ネットでも購入できるのでぜひ一度お試し頂きたいです。その時は、おにぎり用で購入してくださいね。
きのこの塩辛
細く粘りのある昆布でつくる料理。
なめこで作っていますがキノコ狩りのシーズンには、収穫したきのこが入ります。
黄色い菊が入るのが青森らしさでもあります。
数の子の醤油漬け
家で作るものというより購入するもの。
カジュアルに家で頂くものからお土産や贈答品など高級なものまで。
青森のスーパーには、お盆やお正月には、コーナーが作られるほど生活に根づいてます。

青森は、昆布だし文化というより食べる文化。
機会があったら青森の美味しいもの召し上がって頂きたいです。

きっと皆様の思い出の味にも昆布が含まれているかと思います。

お味噌汁だったり、煮物だったり見まわしてみると昆布って意外と身近なものです。

そんな昆布も今は、気候の変化で天然昆布の
収穫が少なくなっております。

大切にしたい、受け継いでいきたい食文化。

ぜひ昆布やお出汁を頂いて繋いで頂けたら幸いです。

b9c272f4  /  Nadia

Instagram/LINE更新情報


2 / 1

Instagramただいま3665名!

LINEを含めフォローして頂けると嬉しいです。

皆さま、応援頂きありがとうございます

昆布について
IMG_2543
(画像は日本昆布協会よりお借りしています。)
日本の昆布の約90%は北海道全域
その他は 東北(青森県、岩手県、宮城県)の三陸海岸沿いで採れる場所により、採れる昆布の種類が違います。  

真昆布(まこんぶ)(主に大阪で使用)
産地:函館沿岸特徴厚みがあり幅が広い。
上品な甘味をもち、清澄なだしがとれる。
用途
だし昆布として利用、佃煮、塩昆布など
羅臼昆布(らうすこんぶ)

羅臼昆布(らうすこんぶ)(主に富山で使用)
産地:羅臼沿岸特徴茶褐色で羅臼オニコンブの別称があり
香りがよくやわらかく黄色味を帯びた濃厚でこくのある高級だしがとれる。
用途
だし昆布として利用、おやつ昆布、佃煮など
利尻昆布(りしりこんぶ)

利尻昆布(りしりこんぶ)(主に京都で使用)
産地:利尻・礼文・稚内沿岸特徴真昆布に比べてやや固め。
透明で風味の良い高級だしがとれ、会席料理などに使われる。
用途
主にだし昆布として利用、塩昆布、湯豆腐など

日高昆布(ひだかこんぶ)<三石昆布(みついしこんぶ)>(主に関東近辺で使用)
産地:日高沿岸特徴三石昆布とも呼ばれる。
濃い緑に黒味を帯びている。柔らかく煮えやすい。だしにも使われる。
用途
佃煮昆布、昆布巻、おでん用、だし昆布など